鹸化工程において、グリセリンやアルコール、その他のアルコール系添加剤を加えることにより、石けん分子が規則的に配列され、石けんに透明性が付与されます。
前処理工程では、油脂、脂肪酸およびアルカリ溶液を撹拌槽内で加熱し、鹸化反応を行います。反応完了後、石けん溶液は成形金型へ流し込まれ、冷却・固化されます。
石けん溶液が完全に固化した後、押出・切断機を使用して脱型およびブロック状への切断を行います。
後処理工程では、石けんブロックを装置へ投入し、表面のマット層を除去します。その後、自動刻印機またはプリンターを用いて商標や製品名を刻印します。
標準化された生産工程は、顧客ごとの要件に応じて調整することが可能であり、生産能力および製品品質の向上に大きく寄与します。
