SSMTCLについて
Shieng Shung Machine Tool Company, Ltd(以下、SSMTCL)は、70年以上にわたり石けん製造機械の分野に特化してきた専門メーカーです。当社名は、日本統治時代終了直後の創業初期に由来する独自の名称です。当時、「鉄工所」は機械を製造する工場を指す一般的な呼称であり、その歴史的背景から現在まで社名として受け継がれています。
創業当初は石けん製造設備の保守・修理を中心としていましたが、その後、自社による機械開発と新製品の設計・製造へと事業を発展させてきました。長年にわたり、イタリア、台湾、インド、中国など各国メーカーと国際市場で競争し続け、現在も世界的に高い評価と確固たる地位を維持しています。
百年企業を目指す中で、当社は顧客からのフィードバックを積極的に取り入れ、継続的な技術革新と新機械の開発に取り組んでいます。実験工場では、生産能力・効率の検証や、オペレーターが直面する課題の改善を行っています。
また、Kinik社やKO DA製薬など、特色ある台湾企業とも協業し、市場に適合する設備が存在しない場合には、当社の研究開発力を活かして既存機械を用途別にカスタマイズしています。パンデミック以降は、台湾国内メーカーとの協力機会が増え、複数の石けん工場のSGS認証対応設備への移行を支援しました。さらに、手作り石けんブランド向けに、省人化と効率向上を目的とした専用機械の開発にも取り組んでいます。
当社のすべての機械は、研究開発段階から詳細なCAD設計図およびCAMシステムによる部品シミュレーションを通じて、精密に設計・製造されています。このプロセスにより、多様な顧客ニーズに対応したカスタム機械を提供し、操作性と管理性を高めることで、生産性と効率の向上を実現しています。
半世紀以上にわたり、当社は台湾および世界各地の受託製造業者や著名企業と連携し、技術支援、ノウハウ、設備を提供してきました。
当社はアジア、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、北米における石けん製造工場とパートナーシップを築いており、Unilever(LUX)、Colgate-Palmolive、P&G、Dettol、L’Occitane、資生堂、南僑(Namchow)、台湾阿原(ARWIN)、台塩生技など、数多くの国際的ブランドに設備を供給しています。当社のソリューションは、生産能力と稼働効率の向上だけでなく、省人化によるコスト削減と製品品質の安定化にも大きく貢献しています。石けんの多様な用途に対応するため、能力別・製品別の幅広い製造設備を提供しています。
私たちは常に誠実な姿勢でパートナーと向き合い、生産における課題を安心してお任せいただける存在を目指しています。石けん産業における自動化設備こそが、生産性・効率・品質向上の鍵であると確信しています。
ようこそ
近い将来、貴社との協業を開始できることを期待しております。ぜひ貴社のサプライヤーの一社としてご検討いただけましたら幸いです。ご不明点やご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。ご連絡を心よりお待ちしております。
1961年創業の沿革